~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~《H25.07.26記》
■ 平成25年度設計製図試験課題
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◆平成25年度の設計製図試験の課題が本日(7/26)に発表されました。
平成25年度課題は下記の通りです。
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│ 平成25年一級建築士試験「設計製図の試験」の課題 │
│ │
│ 大学のセミナーハウス │
│ │
│ 要求図書 │
│ ●1階平面図兼配置図(縮尺1/200) │
│ ●2階平面図(縮尺1/200) │
│ ●断面図(縮尺1/200) │
│ ●2階梁伏図(縮尺1/200) │
│ ●面積表 │
│ ●計画の要点等 │
│ │
│ (注)要求図面に、図示又は記入するもの │
│ ・主要寸法、室名、床面積 │
│ ・構造種別、架構形式等に応じて必要となる構造要素 │
│ ・柱、梁等の断面寸法 │
│ ・設備スペース、設備シャフトの位置 │
│ ・避難階段に至る歩行距離・歩行経路 等 │
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課題発表形式もここ数年固定化されてきたようだ。新試験制度も今年で5回目を迎え、制度の試行錯
誤から脱し安定してきた。
課題から見て見よう。今年の課題の大学セミナーハウスは、昨年の課題と比べると身近な建物とは言
い難い。
しかし、馴染みが無くともこれからの学習で十分対応はできる。まずは、大学のセミナーハウスがどん
な物か知ることから始めよう。大学のセミナーハウスと聞くと「八王子セミナーハウス」が頭に浮かん
だ。セミナーハウスの走りといって良い施設で、当時かなり話題になり、セミナーハウスの概念を植え
付けた建物といっても良いだろう。
Googleで「大学のセミナーハウス」と検索すると、第1番目に「八王子セミナーハウス」が出
てきた。クリックすると「50th八王子セミナーハウス」とある。開館50周年の表示が目に付く。
あれから50年も経つのかと感慨もひとしおだ。・・・んっ!今年の課題は50周年記念事業なのか?
八王子セミナーハウスが計画された当時の大学の環境は、大学紛争などで殺伐とした雰囲気の中にあ
った。これは学生と教授らの意志の疎通がうまく働いていないことも紛争が増幅した原因の1つであっ
たように思う。八王子セミナーハウスは、これまでの教室や研究室の中だけの授業や学問に疑問を感じ、
新たに提案された施設と解釈している。
八王子セミナーハウスは共同運営だが、その後各大学で独自のセミナーハウスが誕生している。いず
れにしても交流の場としての施設には違いない。セミナーハウス創設の目的などを押さえておけば、大
きな間違いはしないだろう。
まずは「八王子セミナーハウス」からご覧あれ!
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◆今年は課題発表日からのスタートになりました。
受験に当たっての事前準備は課題に関係なく同じ事です。皆さまは、過去の「E&Aの受験サポート」
をご覧になり学習されたことと思います。また、いろんな建物に多く接し、目を養ってこられたことと
思います。課題が発表になった今日以降は、より力が沸きますね。
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