~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~《H24.7.30記》
■ エスキスの進め方−4
◆<ゾーニング>
グリッドスケールメッシュを使っての敷地イメージは身に付きましたか。使い慣れれば慣れるほど有
効に働くのが、スケールメッシュ法だ。ボリュームを掴む事がエスキスを早く進めるコツと言えよう。
※ゾーニングと動線を考える上で重要なことは、エントランスホール(EH)から各部門へのアプロ
ーチ処理だ.
計画の基本はこのゾーニングと動線だが、これを旨く処理できない人が多い。下手な人はEHの意
識が薄い人が多い。各所要室を先に配置し、残った所がEHなんてするので、窮屈なEHだったり、
馬鹿でかいEHだったりする。ゾーニングを旨く処理しようとするならEHの役割を考えることだ。
《EHは車のギアのニュートラル》
利用者は全てエントランスから入り、利用者の動線はここから始まる。エントランスホールから目
的の室に向かって進んで行くが、EHは丁度自動車のギアのニュートラルに当たると考えると解り
易い。
AゾーンからBゾーンへ、BゾーンからCゾーンへと、どのゾーンに行くにしても一度EHを介し
て別のゾーンへ移ると考えればゾーニングは解決だ。
これはAゾーンがローギア、Bゾーンがセカンドギア、Cゾーンがサードギア、そしてDゾーンが
トップギアと考えれば良い。AからBに移動するのに必ずニュートラルの状態にしてギアチェンジ
をする。ニュートラル部分がエントランスホール(EH)なのだ!
┌────┐ ▽ ┌────┐
│Aゾーン│┌──┐│Bゾーン│
│喫茶室 ←→ ←→展示室 │
└────┘│EH│└────┘
┌────┐│ │┌────┐
│Cゾーン←→ ←→Dゾーン│
│事務室 │└──┘│管理部門│
└────┘ └────┘
(オートマチック車だから解んな〜ぃ!・・・・・えっ!・・・・ξζδω?)
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今日はここまでとします。
インフルエンザが心配ですね。やはり自己防衛が必要です。マスク、うがい、洗顔、手洗いを敢行しま
しょう。風邪を引かないで最後のラストスパートだ!
”気合いだ!””気合いだ!””気合いだ〜っ!”
◆「E&A」は、一級建築士を目指す皆さんを応援します。少しずつ更新しますからお楽しみに。
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